ヘチマ
学名：Luffa cylindrica
科：ウリ科
別名：イトウリ
江戸時代から別名「美人水」とも呼ばれ親しまれてきた「ヘチマ水」の主成分は、顧慮人参にだけ含まれているとされていた有効成分「プロトパナキサトリオール」であり、これはサポニンの一種で、日焼けなどに良いとされています。その他に、肌に栄養を与え、肌の潤いと滑らかさを保つ「ペクチン」「多糖体」「アミノ酸」などが豊富に含まれていることが科学的に証明されました。
また、「ヘチマ水」は自然界の中で一番「クラスターが小さい」と言われています。クラスターが小さいほど細胞の奥深くまで浸透しやすく、人為的にクラスターを小さくした場合と違いとても安定した状態です。一般的な化粧水などに使われている精製水と比べると、肌につけた際にとてもなじみやすいという特徴を持っています。
ヘチマ水はお顔だけではなく、頭からつま先まで全身にご使用いただけます。ヘチマ水に含まれる成分自体は自然由来でとてもシンプルですが、肌に良い効果がいくつもあるため、昔から愛され続けています。
抗炎症作用
ヘチマ水には、皮膚細胞を活性化し長生きさせることができる数種類の「サポニン」が豊富に含まれております。この「サポニン」が血行を促進し、肌のターンオーバーを助けることで、日焼けやほてりによく効きます。また、ヘチマ水に含まれる「ビタミンC」は、メラニン色素の沈着を防止し、コラーゲンの生成を活性化させる働きがあるため、日焼けによるシミやそばかすの予防に繋がります。
保湿効果
ヘチマ水に含まれる「ペクチン」は肌への保湿効果が高く、肌をしっとりすべすべにしてくれます。さらに、アミノ酸の一種で「アスパラギン酸」というアスパラガスに多く含まれる成分が、肌のターンオーバーを正常化し、肌の水分保持力を高めることで保湿効果と肌荒れを防いでくれます。ヘチマ水は肌のひびやあかぎれの予防にもなると言われており、敏感肌や乾燥肌など、肌が弱っている状態の時にも高い効果が期待できます。
美白効果
ヘチマ水に含まれる「サポニン」が血行を促進し、肌の新陳代謝を促すことでシミやくすみの原因となるメラニン色素を排出しやすくしてくれます。そのため、肌のトーンアップが期待できます。また、ヘチマ水には「ビタミンC」が豊富に含まれており、このビタミンCに加え、「サポニン」が皮膚細胞を活性化させることでとで肌の透明感がアップします。
収れん作用
収れん作用とは、肌を引き締めたり、発汗を抑える作用のことです。ヘチマ水には、開いた毛穴を引き締め、ニキビや肌荒れの原因となる、皮脂の過剰分泌を抑える効果があります。
抗酸化作用
ヘチマには数種類の「サポニン」が含まれており、この「サポニン」が肌の老化の原因となる活性酸素を取り除き、皮膚細胞を活発に増殖させる働きを持つため、老化防止に繋がります。
